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About The OUJ Journal of Arts and Sciences

『放送大学文化科学研究(The OUJ Journal of Arts and Sciences)』は、放送大学大学院 修士課程修了者および博士後期課程在籍者・修了者による論文を採録したオンラインジャーナルです。

放送大学大学院 修士課程についてはこちらを、博士後期課程についてはこちらをご参照ください。

創刊号の「編集後記」より

『放送大学文化科学研究 (The OUJ Journal of Arts and Sciences)』の創刊号がいよいよ刊行の日を迎えました。ご寄稿くださった皆さん,創刊にあたりご協力下さった多くの皆さんに改めて厚くお礼を申し上げます。

本学にはこれまで,冊子体の修士課程学生論文集『Open Forum』がありました。『Open Forum』に採録されて印刷物になった自身の論考を手にしたときの達成感は大きく,採録を目指すことが大学院での研究の励みになるのだとの声も届くなど,17号の長きにわたって親しまれてきました。

一方で価値判断は別としても,インターネットにないものは存在しないという風潮は年々強まり,折角の優れた研究成果の存在が学外に知られないことのデメリットが年々目立つようになってきました。何かを著すということの本質は,見知らぬ同志にそれを届けることにあるはずです。そして,本学の学是はOpenであることです。このように考え,この間に設置された博士後期課程の在籍者,修了者に門戸を開くことも踏まえて誌名も新たにオンラインジャーナルとして再出発することにしました。

さて,出来上がった創刊号を見てみると,本学ならではの多様なテーマ設定にまず心が躍ります。惹き込まれるように読み進めてみると,新しいジャーナルを自分たちで盛り上げるのだという気概からか,力強い論考が目立ちます。オンライン化によって緩和されたページ制限も功を奏したかも知れません。なお,オンライン化による制限の緩和という点で言えば,従来よりも多くの論文が掲載できるようになっています。創刊号を見て自分もここに書いてみたいと思った皆さんは是非,指導教員にその意思を伝えて研究に邁進し,ここに辿り着いてください。皆さんの奮闘を期待しています。

付記)たまたまインターネットで見つけてこれを読んでいる在学生以外の方がいらっしゃるかも知れません。『放送大学文化科学研究』を眺めてみて,悪くないかも!と思ったら,ぜひ放送大学大学院の扉を叩いてみてください。いつでもどこでも誰にでも,放送大学は開かれています。

2022年3月20日
オンラインジャーナル創刊号編集委員会を代表して
安池 智一

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